THE BEAUTY OF POHNPEI
手つかずの自然と、海に眠る歴史。ポンペイ島がまだ知られていない理由と、訪れる価値をご紹介します。
この島から、旅へ
ケプロイの滝をはじめ、島には数えきれないほどの滝。雨の島がそだてた白い水のカーテンは、ポンペイ観光のハイライトです。
島の周囲を縁取る豊かなマングローブ林。ボートやカヤックでゆっくり分け入れば、鳥のさえずりと水音だけの静かな時間が流れます。
コロニアの背後にそびえる岩山ソケース(ポーンドラップ)。切り立った岩壁と、山頂から望むリーフの海は圧巻です。第二次世界大戦の戦跡も残ります。
海上に築かれた約100の人工島からなる古代都市。玄武岩の柱を積み上げた石組みは「太平洋のヴェネツィア」とも呼ばれ、2016年に世界遺産に登録されました。
環礁に守られた穏やかなラグーンと、その外に広がる紺碧の外洋。アント環礁やパキン環礁など、手つかずの無人島が点在します。
ポンペイヒメインコなど7種の固有鳥、ムワラムワルを彩る花々、カラットバナナをはじめとする島の恵み。歩くだけで、南の島の生命力を感じられます。
サウデロール王朝の伝説、スペイン・ドイツ・日本統治の面影、そして今も息づくサカオの文化。小さな島に、驚くほど厚い歴史の層が重なっています。
ポンペイの玄関口、港町コロニア。スペイン、ドイツ、日本、アメリカ——小さな街に4つの時代の記憶が重なります。マーケットに息づく島の日常も、半日の街歩きで気軽に楽しめます。
約30年の日本統治時代、ランガル島やソケース山に残る戦跡、ポンペイ語に残る日本語。升田幸三や『南の島のティオ』まで——100年ごしの縁をたどります。